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2007.05.05 ストレートネック

1ヶ月間くらい、背中の痛みに悩んでいました。
首を動かすと、肩甲骨と背骨の間と、背中の腕の付け根が痛い(>_<)
そのうち、何もしていなくても背中に鈍痛が。。。これが、気が狂いそうに痛い!
イライラして、何をしていても集中できないのです。
しかも頭痛もともない、左手がしびれてきました。
すごい苦痛〜。

これは、ただの肩こりと違う!と、整形外科へ。
「背中が痛い〜」と言うのに、レントゲンは首集中。
レントゲンの映像を見ながら、先生が説明をしてくださいました。
普通、首は自然に湾曲しているそうですが、私の首は、真っ直ぐ。
自然な湾曲が、頭の重さを支えるのにクッションの役目をしているのに、首の骨が真っ直ぐだと、そのクッションが効かないために、頭の重さが負担になりやすく、肩や背中が痛くなるそうです。
頭痛は、それが原因の緊張性のものだとか。
ネットで調べたら、「ストレートネック」という病名(?)がついていました。
しかも、首の付け根のあたりの椎間板が磨耗していてつぶれています。
「先生、椎間板のこの磨耗は老化のせい?はっきり言っていいですよ〜」と私。
「う〜ん(苦笑)、加齢もありますが。。。」と先生。
老化と加齢ってどう違うの?なんで言葉を変えるの?いやん、先生。

もともと、長くて細くて筋肉がついていない私の首。
先生は、「もともと」とおっしゃっていましたが、帰宅後ネットで調べてみたところ、首の骨がまっすぐなのは、普段の姿勢が悪くて、ひとつの姿勢を長く続けているとなりやすいとのこと。
このようになってしまったら、元の湾曲を取り戻すのはほとんど不可能。。。
え〜!じゃあどうすればいいの?

とりあえずの治療は、痛み止めの注射。
私は、この注射が大好き♪
だって、すごい即効性なんですもの。
どこかが痛くなるたびに、「せんせ〜い、注射してください」とアブナイ人みたいにおねだりをします。
それから鎮痛剤と筋弛緩剤の投与。
あと、頭の重さを軽減するために、ムチ打ちの人が使っているあの首に巻くやつ。
これがけっこうラクチンなのです。
顎を乗っけて頭の重さを支えます。
「恥ずかしかったら家に居るときだけでいいですよ」とのことですが、会社でも巻いちゃお。
痛みが取れるまでは、へたに動かさない方がいいそうですが、痛みが取れたらストレッチをするのがいいそうです。
あとは首の筋肉を鍛えること。
おでこに手をあてて、頭を前に、手はおでこを押さえつけるようにする、という運動。
反対に手を頭の後ろにあてて、頭を後ろに、手は前におさえつける。
サイドも同様に。

病院では、3種類の機械を使っての治療をおこないました。
1.患部をジワ〜っと暖めること10分
2.吸盤を背中にいくつもパコパコくっつけて、筋肉をほぐすマッサージ
3.ウォーターベッドのマッサージ
この3の機械がすごいの!
ウォーターベッドの下(中)で、すごい圧力の水を噴出すノズルが動いて、それが体をマッサージしてくれるのです。
寝たまま、ジャグジーとか打たせ湯をしているみたい。
しかも、独特の浮遊感がなんとも言えず、すごいリラックスできます。

以前、腱鞘炎でお世話になったときには、先生はまだ開業していなかったのですが、とっても優しくて親身な先生。
開業した新しい病院は、いつも患者さんでいっぱいです。
待合室は、いろいろな症状に合わせて座れるように、様々な硬さ、形の、高級そうな椅子が並べられています。
大きな画面では、無声ですがオシャレな映画が流れています。
前回訪れたときにはWPretty Woman"、今回は、WMy Fair Lady″でした。
なんだかとってもセレブなかんじ。
しょっちゅうどこか故障している私、これからも長いお付き合いになりそうです。。。

でも、フルコースで治療したので、かかったお金もセレブなかんじ。
日本の医療費は高いわー。
早く治さないと。。。

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追記(2007.09.17)
「ストレートネック」で検索をしてこのページにたどりついてくださる方が多いようです。
あらためて、ストレートネックと診断されて悩まれている方がたくさんいらっしゃるのだということがわかりました。

上記の文章を書いて1ヶ月ほど経っても症状の改善がなく、MRIを撮ったところ、「頚椎椎間板ヘルニア」という病名であることがわかり、わたくし現在まで治療中です。
つぶれた椎間板がとびだして、神経を刺激していたのです。
ヘルニアかどうかは、ふつうのレントゲンではわかりません。
「ストレートネック」といちど診断された方も、症状がひどい方は、MRIを撮ってもらって、正しい治療を受けることをおすすめします。


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